子供の鼻血が多い!寝起きや出続けるときの止血方法
子供は何もしてなくても鼻血を出すことが多いです。
朝起きたら、布団と顔が血だらけだったなんてホラーですよね。
でも、たかが鼻血、されど鼻血で、あまりにも頻繁に出ると母親としては心配です。
今回は、鼻血の出る原因や、止血の仕方をまとめました。
■鼻血はなんで出てる?傷?病気?
子供が鼻血を出す原因には、いくつかの理由があります。
原因の多くは、刺激によって出来た傷からの出血です。
子供は鼻をかんだり、ほじったり、すすったりするだけで粘膜に傷がつきやすいんです。
鼻血を出したとき、子供の指をみてみて下さい。
たいていほじった形跡があったりします。
あまりにも頻繁に出す場合は、耳鼻科を受診しましょう。
もし20分以上止血しても止まらないときは、他の病気も考えられます。
血友病や白血病、特発性血小板減少性紫斑病などの症状の中にも、鼻血が止まらないということがあります。
お風呂に長時間入ったあとや、のぼせた時に出る理由は、血圧が上がり血液が一気に流れることによって、毛細血管が破れ出血するからです。
子供の頃、「チョコレート食べすぎたら鼻血が出るよ」と注意されたことありませんか?
チョコレートにはカフェインが多く含まれていますが、カフェインは取り過ぎると血圧が上昇してしまい、鼻血が出やすくなります。
他にも、紅茶やコーヒーの飲み過ぎにも気を付けましょう。
■簡単に鼻血を止める方法!
我が家の娘も、しょっちゅう鼻血を出します。
最近では1日に2回、多くて3回など、さすがに心配なので耳鼻科に行きました。
夜中に鼻血が出ると処置したりで、寝不足になって辛そうだったのもあります。
鼻血が出た場合は落ち着いて処置しましょう。
拭き取ったときに、ドロッとしたゼリー状の血の塊が見られることがありますが、これは正常な働きをしているということなので、心配はいりません。
でもなるべく早く楽に止めてあげたいですよね。
簡単に出来る止血方法を3つ、紹介します。
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鼻をつまむ
出血の多くは、キーゼルバッハ部位というところからの出血です。
座った状態で下を向き、小鼻をつまみ圧迫します。
これを5分から10分続けると、だいたいの鼻血は止まると思います。
保冷剤や冷たいタオルで鼻を冷やすのも、血管を収縮させるので効果的です。
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鼻をつまむ+詰め物
上記でも止まらない場合、出来れば綿球で鼻の穴をふさぎ、同じように小鼻を圧迫します。
ティッシュは固すぎて粘膜を傷つけてしまうので、柔らかい綿球が最適です。
私は、娘の鼻血用に「鼻ポン」という綿球を買いました。
詰めるときは奥に入れすぎないように注意して下さい。
※どちらの方法も時間が経つ前に、途中で手を緩めるのはNGです。しっかり時間通りに圧迫しましょう。
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鼻腔粘膜焼灼術
難しい名前ですが、耳鼻科で出血部位を焼く処置のことです。
私の娘は、この処置をしてもらいました。
右側から多く出血していたので焼いてもらった数日後、左側から多々出血するようになったので、結局両方焼きました。
これ、はっきり言って痛いらしいです。
普段泣かない娘が、大粒の涙を流しました。
焼くときはジューやパチパチと音が聞こえたらしいですが、それよりも止血するためこれでもかとガーゼを詰められたのが辛かったみたいです。
完全に鼻血が出なくなるわけではありませんが、処置前よりかは確実に減ると言われました。
この処置のおかげで、「鼻血が出るかも」という心配はなくなったので、してよかったと思います。
<止血の時の禁止行為>
・鼻血が逆流して喉に流れるので、上を向かないようにする。
血液を飲み込むと、気分も悪くなってしまいます。
・下を向いて首の後ろをトントン叩くという方法もよく聞きますが、何の意味もありません。
まとめ
私の娘は主に夜中に出血していましたが、眠いし辛いんですよね。
早く止めてあげられることが出来れば、お互いとっても楽になります。
正しい方法で、素早く止血しましょう。