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布団に入ったけど眠れない時に試したい3つの方法

明日も早いからさっさと寝てしまわないと! 

 

……なかなか眠れないな…(スマホ…ポチポチ…)

 

 いや、仕事だし早起きだし寝ないと!

  

…………やっぱ眠れない…(スマホ…ポチポチ…)

 

 

てか全然眠れないんだけど!?

  

 

とまあ、こんな経験誰しもあると思いますが、最近の若者には特に多いと聞きます。

スマホやパソコンがこれだけ普及した現代ならではの現象だと言っても良いかもしれません。 

 

『それってスマホだのパソコンだの関係あるの?』 

そうですね、あるかないかで言えば……それは次で詳しくご説明致しましょう。

  

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スマホの液晶が眠れない原因?それとも病気? 

1日や2日、何となく眠れない日があるのは普通だと思うのですよ。

前日に寝すぎてしまった。気持ちが何故か高揚して中々寝付けないなど、そういう事は珍しくはありません。 

それが何日も続くようであれば不眠症という睡眠障害である可能性も疑うべきだと思います。

 

しかし最近ではそのような病気以外ににも考えられる要因があるんですね。特にスマホ世代の若者にです。

  

正直私にもその傾向があるのですが、手にはいつもスマホを持ってメールやLINEのやり取り、ネットサーフィンや動画を観たり、布団に入ってからもスマホをポチポチして、眠れなければ時間潰しのためにまたスマホをポチポチと…。 

当てはまる方、多いのではないでしょうか? 特に最近の若い方なんてスマホでのコミニュケーションが重要な世代ですからね。

 

この常にスマホポチポチが睡眠に及ぼす影響がこちら。 

 

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情報とブルーライトが睡眠を邪魔する!?

 情報による脳の活性化 

よく『眠れない時は本を読め』といいますよね?

あれは本当と言えば本当なのですが、正確には『難しい本や、あまり興味のない本』です。 

難しい本や興味のない本などを読むと脳がその情報はもう要らない! と情報を遮断=脳を休ませたい状態になるんですね。

それが睡眠へと繫がるわけなのですが、スマホで見たいものだけを見ている場合はそうはなりません。

  

好きなもの、興味があるものを自ら見ると言うことは脳にその情報がどんどん入ってくるのですよ。

そうすると脳は活性化し、興奮状態となります。 

 

人間の機能には交感神経と副交感神経があり、交感神経は心や身体が活発な時に作用するもの。

反対に副交感神経はリラックス状態の時に作用するものなので、寝る時にこのスイッチが副交感神経へと切り替わり、リラックスして睡眠状態になるメカニズムなのです。

 

よって、寝る前にスマホでどんどん情報を入れてしまうと脳の興奮状態が収まらず、副交感神経へと上手く切り替わらなくなってしまい睡眠の障害となるんですね。

 

 

LEDライト=ブルーライト 

スマホの画面はLEDライトによって光っています。

そのLEDライトから発生しているのがブルーライトと呼ばれるものです。

 光の波長は長いものから短いものまで様々なのですが、ブルーライトは青色で短い波長の光となっており、これが朝日の光と非常によく似ているのです。

先程の交感神経と副交感神経の切り替えは朝日の光を浴びる事によって行われると言えばピンときませんか? 

 

朝日の光と同じ性質の光を浴びていますので、脳が『朝だ。目覚めよう』といった状態になるんです。

これは普段規則正しい生活をしている人ほどかかりやすい現象だと言えますね。

 寝よう思う気持ちと脳が起きようとするアンバランスさ、これが何日も続くと生活リズムがどんどん崩れていき、最終的には本格的な睡眠障害となってしまうのです。

  

スマホよりも問題なのがPCです。

最近のPCにもLEDライトは使われていますので、寝る直前までPCを使っている方は改めた方がよろしいかと思います。

PCはスマホよりも画面が大きいので、スマホより遥かに大量のブルーライトを浴びる事になってしまいます。 

 

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■眠れない時に試したい3つの対処方法! 

まず、睡眠対策の前に寝る直前のスマホやPCの使用を控えましょう。

日常化していると気になってしまうのは分かります。

分かるのですが、快適な睡眠と健康維持のためです。

最低睡眠の2時間前にはスマホもPCも封印です!

 

 ◎ホットミルクやココアなどを飲む 

トリプトファンという成分が牛乳には含まれており、そのトリプトファンメラトニンというホルモンを生み出します。

これは睡眠を促す効果があるのです。 

人間はゆっくりと体温が下がる時に眠気を催すのですが、ホットミルクやココアなどで1度芯まで身体を温めればその後は下がるだけですので、寝る前に飲んでみると良いでしょう。

  

◎呼吸法 

これが意外と効果がある方法なのですが、まず口を閉じ、ゆっくりと鼻から息を吸います。

吸いながら心の中で『い〜ち…に〜い…』と4つ数えるのです。 

そのまま息を止めて7つ数えます。

その後は8つ数えながら口から息を吐き出します。

この3つが1つのセットとなり、3回(3セット)繰り返すと早い人だとこれで眠ってしまう事もあります。

 私もこれを試してみた時、6セットほど繰り返した時には心が落ち着いて眠くなってきました。

脳=心の興奮状態が不眠の原因でもあるので、リラックスさせるには効果的だと思います。

  

◎入浴、又は半身浴 

お風呂に入っている時にウトウトしてしまう事はありませんか?

お風呂でリラックスする事により、副交感神経が優位な状態となり、身体の温まりも相まって眠気を誘発するのです。 

ホットミルクのくだりでも説明した通り、お風呂から上がればゆっくり体温が下がりますので、そこで更に眠気がやってきます。

温度は自分が熱いと感じる温度では駄目です。

熱過ぎず、ヌル過ぎず、1番気持ちの良い適温での入浴が1番です

  

 

今回ご紹介した睡眠対策がお役に立てれば良いのですが、まずはスマホやPCを遅くまで使わない事です。

結局そういうものは人間という自然の生き物のリズムを壊す人工物ですから、1度離れてみるのも良いかと思います。

 

ただ連絡や仕事での役割も大きいので難しい問題ではありますね。