【超簡単】白くにごった水回りをキレイにする方法! 酢と重曹が大活躍!
台所の水道付近とか洗面所、風呂場なんかがモヤモヤした白い汚れに覆われていたりしませんか?
粉…歯磨き粉を水で薄めて撒き散らしたような…?
何度掃除しても暫くするとまた発生するし、忙しくて放置してると段々とこびりつきが酷くなってスポンジなんかで擦っても落ちにくくなってない!?
力を入れてガシガシ擦っても中々落ちないし、特に女性だと疲れてしまってそのうちやる気なくなっちゃいますよね。
「いったい何なのよこれ!? キーー!!」
とお怒りの方々のために、この汚れの正体と対処法をご紹介しましょう。
何で白く濁るの?原因と理由は?
この白い汚れの正体は水垢なのですが、これは水に含まれているミネラルが水の蒸発後に残った物です。
それが水道水の消毒に使われるカルキ(塩素)と結合して強固な汚れになります。
※ミネラルというのは亜鉛や鉄、銅やカリウム他、全部で13成分があり、その総称をミネラル成分と呼ぶのです。
例えば水に多く含まれるミネラル成分を挙げると
水の場合はこの中の成分の比率によって硬水か軟水か変わるのですが、今回は汚れおとしの記事のため、割愛します。
白色なのはこの中のカルシウム&塩素の色なんですね!
因みに洗面所やお風呂場にもこのような白い水垢は発生しますが、そちらはそれらに加え、石鹸カスが結合したものとなっておりますので、より白くなっております。
簡単に掃除する方法! 酢・重曹を使った場合でレクチャー!
汚れ落としの基本として、その汚れの性質と逆の物を使います。
水垢の成分であるカルシウム、塩素、石鹸カスは全てアルカリ性となりますので、それとは逆の酸性を使う事になりますね。
力で対抗しては駄目です。
言うなれば相手の弱点で攻めるのです!
これは最早定番となりつつあるのではないでしょうか?
尚、重曹は弱アルカリ性なので水垢の場合、サポートの意味合いが強いです。
お酢の代わりにクエン酸でも良いのですが、お酢の方がご用意しやすくお手軽だと思います。 ニオイはちょっとキツいですけど(笑)
まず、お酢のスプレーを作ります。
容量は使う範囲によりますが、例えばお酢が300mlだとすると水が150mlの割合で混ぜます。
スプレー容器はカビキラーやマジックリンの空容器でも良いですし、100均にも売っています。
シンク周り全体にお酢のスプレーを吹きかけて、汚れを落としていきます。
ですが、壁になっている部分や蛇口周りなどはスプレーを吹きかけてもすぐ下に流れてしまいますよね?
そんな時はキッチンペーパーにスプレーを吹きかけて、ベチャベチャ状態にしてやれば壁にもピッタリくっつきますので、そのまま10分〜20分ほど放置(汚れが酷い場合は30分くらい)してやればバッチリ汚れに浸透します。
お風呂場の鏡なんかもこの方法がオススメです。
お酢のスプレーで大体の水垢は落ちると思いますが、頑固な汚れは残ってしまう場合もあります。
そんな時は重曹を振りかけて歯ブラシなどで擦ってやると綺麗に落ちます。
重曹は成分で落とすというよりも、その研磨作用で汚れを落とすといった感じですね!
石鹸カスなども重曹擦りが効果的です。
壁や蛇口周りなどは重曹を振りかける事ができないので、水と重曹を混ぜ、ペースト状にした物をスポンジ等に塗りつけて擦ってやればOKです!
頑固な汚れは多少力が必要な時もありますが、お酢や重曹を使うとかなり楽になります。
お酢で清掃→仕上げに重曹でピッカピカの黄金パターンを是非お試しください。
毎回水回りの場所を使った後にすぐお酢のスプレーを吹きかけてやる癖をつけておくと水垢も蓄積されないので楽ですね。